経済的格差で大学進学を諦める高校生がいる程に広がる教育格差
このように経済的格差が原因で子供の教育格差につながってしまう家庭が増えています。もちろん、希望すれば色々な奨学金を受けて、大学入学後にアルバイトを続けながら大学の学業を続ける道が残されていますが、自宅通学できる大学が限られている学生には都市部における住まいの高い賃貸料まで用意できるわけでなさそうです。勉強熱心で成績の優れた子供でも親の経済的事情を察して進学をさっさと諦めるケースがあるようなら、社会としても失うものが大きいと言わざるを得ません。人口減少や少子化が今後も続いていくと予測され、高齢者だけが激増していく社会ですから、一人でも多くの優秀な若者には希望する進路に進んで教育を受けてもらって我が国の経済成長を支えてもらう必要があることは当然です。
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